ロザリオン ~LOST OF EDEN~

ロザリオン

-LOST OF EDEN-

プロローグ

 

惑星(ほし)は、疲弊していた。

 

幾度と無く繰り返される

人類同士の闘争

 

そして迎えるは

愚かなる選択

大地を海に没し

その人口の実に8割をも

無に帰した

 

それに失望した者が居た

それを変えようとした者が居た

 

その者が出した結論。

【平等なる統制】

 

人が人を統べるのではなく

それを超越する存在での統率

  

人々の手の届かない場所

遥かなる高み

【月】

 

彼は優れた頭脳の持ち主であった

故に

人類の愚かさに失望した。

 

 

 

彼が、人々の前から姿を消して数年

それは始まった

各主要都市への

無差別攻撃

 

 人々は抗う暇も

恐怖も感じる暇も無く

平等なる結果を経た

【瞬時にしての消滅】

すなわち

【死】

という名の結果である。

 

 宣戦布告も

降伏勧告もない

一方的な行為

 

それは

人々を見守るはずの

【月】からの無情の光であった。

 

その日から人々は

絶望を直視する

 人は、滅びを待つだけなのだろうか・・・?

否!

 

人は戦いに望む

それは

 

人が愚かだという行為

しかし

弱き者を護る行為

 

だからこそ

突き付けられた絶望に立ち向かう

 

 その結果が

愚かなる選択であったとしても。

 

其れは生きるものの

生きる為の

意地とも言える

たった一つの希望

 

  彼らは行く

 

人に絶望し

人を変える為

過ちを犯した

男の元へ

 

 【月】は、ただ

遥かなる場所で

輝いていた

遥かなるその場所で

 

前編  

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中編(上)

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ロザリオン目次

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