トラブルメイカー -To Love Mekar- #08

#08「クラスメイト」

 

足取りが重い・・・

 

「お前・・・死ぬぞ?」

タケルが残した一言が耳に残る

理由は只ひとつ

あいつ<ゆうき>の存在である。

 

いつもの廊下がすごく永く感じる

「いっそ夢オチだったら良いんだけどな・・・」

 

大きく息を吸い込んで教室の扉に手を掛ける

 

なぜか静まり返った教室に違和感を覚えながら覚悟を決めた。

「うーっす・・・」

 

次の瞬間我が身に異変が起こった

「こんな趣味は無いんだが・・・?」

 

突然椅子に縛り付けられて

クラス中の視線の中にさらされる

もっとも、理由なんて分かりきってるのだが・・・

 

無言の圧力で優気を見つめるクラスメイトたち

中でも、彼女たちの視線は一際強かった

 

「ゆうちゃん・・・」

真由美の表情は今朝よりも重く、怖かった

 

「やるね・・・月真」

無表情で親指を立てる月乃

 

「わたし、がんばりますから!」

意味不明に、やる気の蘭

 

「この先の展開は、君次第だ」

あくまで主導権は、この人にあるのか・・・

真理先生が、意気揚々と仁王立ちで告げる

 

「一体、何が始まるんだ・・・?」

一概の不安に駆られながら尋ねる

 

「なに、単純な実証さ・・・」

真理先生が言う

 

その言葉で、さらに不安は増すばかりであった・・・

 

 

目次→http://tamarun.masa-mune.jp/simpleVC_20090712021344.html

#09→http://tamarun.masa-mune.jp/simpleVC_20090924002621.html

メインページ→tamarun.masa-mune.jp/simpleVC_20090710051651.html