#08「クラスメイト」
足取りが重い・・・
「お前・・・死ぬぞ?」
タケルが残した一言が耳に残る
理由は只ひとつ
あいつ<ゆうき>の存在である。
いつもの廊下がすごく永く感じる
「いっそ夢オチだったら良いんだけどな・・・」
大きく息を吸い込んで教室の扉に手を掛ける
なぜか静まり返った教室に違和感を覚えながら覚悟を決めた。
「うーっす・・・」
次の瞬間我が身に異変が起こった
「こんな趣味は無いんだが・・・?」
突然椅子に縛り付けられて
クラス中の視線の中にさらされる
もっとも、理由なんて分かりきってるのだが・・・
無言の圧力で優気を見つめるクラスメイトたち
中でも、彼女たちの視線は一際強かった
「ゆうちゃん・・・」
真由美の表情は今朝よりも重く、怖かった
「やるね・・・月真」
無表情で親指を立てる月乃
「わたし、がんばりますから!」
意味不明に、やる気の蘭
「この先の展開は、君次第だ」
あくまで主導権は、この人にあるのか・・・
真理先生が、意気揚々と仁王立ちで告げる
「一体、何が始まるんだ・・・?」
一概の不安に駆られながら尋ねる
「なに、単純な実証さ・・・」
真理先生が言う
その言葉で、さらに不安は増すばかりであった・・・
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