#09「ヤマトナデシコ選手権!」その1
時間はすでに放課後
外では体育会系部活の掛け声が響く
そして、ここでも・・・
「ルールは簡単!」
教卓を勢い良く叩き、叫ぶ真理先生。
「この、審査員に「おいしい」と、言わせた者が勝者だ!!」
イスに縛り付けられた『主役』を、勢いよく指差す
「勝者には今度の休日に、『彼を1日自由に扱う権』を進呈する!」
息を呑んで見守る4人。
「・・・・・俺に拒否権は無いのかよ」
もはや、抵抗することさえも諦めた優気が突っ込む。
「期限は翌日正午まで!!」
「各員、精一杯の愛情と腕を競いたまえ!!」
「「おーーーーー!!」」
真理先生の激励に力強く応える4人。
そして、それぞれ散っていく。
「・・・さて、と・・・」
静まり返った教室に二人
「・・・・・」
「君の本命は、だれだ・・・?」
いきなり核心の質問。
「・・・答えないとだめっすかね?」
「・・・ふっ」
余裕たっぷりの笑いを浮かべる真理先生
「結果は、おのずと出る・・・か」
「そうでなくては、恋愛因果律の研究にならんしな」
「・・・?」
そしてそこは誰も居なくなった・・・
「・・・俺、このままなの?」
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